建設業(20名)で就業規則とルールブックを作成した事例
基本情報
T社
業種:建設業
従業員数:20名
ご依頼のきっかけ
社員数の増加に伴い、出退勤打刻ルールが曖昧になったり、残業・有給申請に関する人事担当者への問い合わせが増加していた。例えば、現場に直行して出勤する時に家を出るタイミングで打刻する従業員もいれば、現場に到着してから打刻する従業員もおり、勤怠状況を正確に把握することが困難な状況となっていた。
KAN社会保険労務士法人が実施した解決の道筋
これまであいまいだったルールの明確化、今後の体制整備を目的として、ルールブックを作成することになった。特に質問の多かった勤怠管理や残業、各種申請に関するルールについて、現場の声をヒアリングしながら、細部まで具体的に取り決めを行った。
例えば、直行直帰の場合や研修時、現場の都合による早上がりなど、ケースごとの対応方法を明確化した。申請手続きについても、「いつまでに」「どの手段で(電話・社内ツールなど)」「誰に」申請するかを明らかにし、迷うことのないよう整理した。これらの取り決めはすべてルールブックに記載し、「ルールブックを見ればすぐにわかる」状態を実現した。
結果
判断基準が明確になったことで、現場と人事の業務がスムーズに進むようになった。労働時間と残業の境界がはっきりしたので残業管理が徹底し労働者からのクレームがなくなった。勝手な残業もなくなった。現在では、新入社員のオンボーディングにも活用されている。
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執筆者情報
KAN社会保険労務士法人
代表
森田淳子
保有資格
社会保険労務士・キャリアコンサルタント
一言
私どもは、「経営者様のご支援をしたい」という想いで日々活動をしております。 お客様の日々の経営活動を知識と知恵でサポートさせていただき、地域の活性化に貢献したいと考えております。


